山形県公立高校入試に関わる今後の動き

 山形県では、中学校卒業者に対する公立高校の入学定員の割合が約8割と高い状況にあります。長引く不況の折、公立高校志向は今後も続くものと思われますが、県教育委員会では、少子化の波に合わせるように学校規模の適正化を進めていくようです。
 このページでは、平成23年度・24年度の入試で予定されている変更点を中心に、今後の動きをまとめてみました。

1.平成24年度までの見通し

  計画
平成23年度入試
東学区: 上山明新館高校(普通科)を1学級減
  天童高校(総合学科)を1学級減
北学区: 北村山高校(総合学科)を1学級減
南学区: 米沢東高校(普通科)を1学級減
西学区: 鶴岡中央高校(普通科)を1学級減
平成24年度入試
東学区: 変更予定なし
北学区: 村山農業高校(農業科)を1学級減
  東根工業高校(家庭科)を1学級減  ※家庭科募集停止
南学区: 変更予定なし
西学区: 酒田新高校(仮称)を開校
  ※[酒田商業高校・酒田工業高校・酒田北高校・酒田中央高校]募集停止

 

<東学区> 東南村山地区および西村山地区

 西村山地区における今後の中学校卒業者数減少を踏まえ、同地区の県立高校再編整備が検討されています。

<北学区> 北村山地区および最上地区

 普通高校の楯岡高校を東根市に移設して中高一貫高校として再編する動きと、村山農業高校・東根工業高校を統合した産業高校を村山市に設置するという大規模な再編計画が打ち出されました。これによって、北村山地区の高校配置が大きく変わってくる見通しです。

<南学区> 東南置賜地区および西置賜地区

 西置賜地区における今後の中学校卒業者数減少を踏まえ、同地区の県立高校再編整備が検討されています。東南置賜地区では、平成22~23年度の定員削減でひと段落した状況です。

<西学区> 田川地区および飽海地区

 飽海地区では酒田新高校(仮称)の開校に向けた準備が進行しており、定員削減は平成22年度入試をもって完了した形となりました。田川地区では、平成22年度の鶴岡中央高校温海校の募集停止に続いて、23年度にも同本校普通科の定員削減が予定されています。

2.「中高一貫校」新設の動き

 既に新聞等でも発表されていますが、新設県立中学校と県立高校とを接続する「併設型」を基本とした中高一貫のモデル校を内陸・庄内に1校ずつ設置する案が検討されています。
 内陸地域では、前項で触れたとおり、楯岡高校を母体として東根市に設立される方針が打ち出されています。具体的な実施時期や庄内地域の設立案は未定ですが、実現すれば山形県の高校入試における一つのターニング・ポイントとなることでしょう。

<併設型のイメージ>

併設型のイメージ

 ご覧いただいたように、山形県の高校入試をとりまく状況は変革の中にあります。こういった動きが受験生の判断に及ぼす影響を及ぼすことも少なからずあるものと予想されます。しかしながら、最終的に自身の希望を叶える上でもっとも大切なことは「悔いのないように最大限の努力をすること」であることには変わりありません。どのような変化が訪れようとも、それに負けずに希望の進路を選ぶことができるように、自分を見失うことなく学業に集中してほしいと思います。

 KATEKYOスタッフ一同も、生徒の皆さんをしっかり支えることが出来るように、情報収集や分析に努めておりますので、いつでもご相談ください。
 また、当社で発行している情報誌「家庭教師ニュース」にも山形県の受験に関する情報が掲載されております。興味のある方はお近くの事務局へお問い合わせください。