スーパー家庭教師認定式

福山会場

 昨年十二月九日、広島県第二の都市「福山」で、広島県スーパー家庭教師認定式が開催されました。
 この式典は、家庭教師として日頃から自己研鑽に励み、指導している生徒やご家庭に対して、夢と希望を与える能力に優れている先生方を、全国3会場に分けて表彰するというものです。
 天候にも恵まれ、冬にしては暖かい陽気となった中、認定式では会場となった「ウェルサンピア福山」に約百名の関係者が出席し、新たに十名の教師に「スーパー家庭教師」の認定証が授与されました。
テレビ局も多数取材に訪れ、それぞれの局で特集やニュースとして放送されたので、ご覧頂いた方も多いと思います。
 認定式に先立ち、スーパー家庭教師を代表して四名の先生方が各自の指導理念・具体的な指導方法など、実際にあったエピソードを交えながら「家庭教師奮闘記」を発表しました。


izumi.JPG 福山事務局
世良 哲郎 先生(51才)


一人目は福山事務局の世良先生。自らの経験を踏まえ、家庭教師と塾講師の役割の違いについて述べながらも、仕事に対する使命感・責任感を、熱く語ってくれました。
特に、普通なら塾の競争教育的な世界で見捨てられるような子供も、じっくりコミュニケーションを取れる家庭教師なら、高い確率で救う事ができるので、本当にうれしいと言われていました。不登校で学校に通えてない生徒はもちろんですが、逆に学校でトップクラスの生徒も心の中に「孤独感」を抱えている事が多く、指導上、勉強以外にも心のケアを忘れてはならないことも強調されています。
 また、家庭教師のもう一つの指名として「どんな所でも」というキーワードを挙げられました。「指導の依頼を受けた生徒がどんなに遠方の家だったとしても、自分としてはできる限り足を伸ばし、一人でも多くの子供に夢と希望を与えたい」と言われています。事実、現在世良先生は、広島県内はもとより、隣の岡山県まで指導に行かれ、多い時は一日400キロもの距離を車で移動することもあるのです。
 プロとして、ただ「教える」能力だけでなく、「体力」も必要であることがよく分かります。


izumi.JPG 呉事務局
神垣 愛 先生(24才)


 二人目は呉事務局の神垣先生。常に明るく、元気な指導をされることで有名な先生ですが、勢いだけでなく、こまめな勉強管理が特徴的です。今回は家庭教師の授業以外の時間も無駄にしないため、効果的な宿題管理の方法についての具体的な説明でした。
 普通は宿題を出す時に、範囲を小さくメモ書き程度に書きとめるのが一般的です。そこをあえて、B4サイズ以上の大きな紙を用意し、さらにそこへ大きな字で宿題範囲を書き込み、終わるごとにチェックする方法を取ります。これにより、「少しぐらい、やらなくてもいいか」などと軽く考えがちな生徒に対し、「宿題というものの意味の大きさ」をイメージとして植え付ける指導を行っているとのことでした。宿題を計画的に行うことの重要性を考えると、決して大げさなこととは思わないという考えを発表してくれました。
 このような形で、授業中の指導以外に勉強のコツやリズムを教えてくれるので、中学・高校受験後も、継続して指導をお願いされる事が多い先生です。


izumi.JPG 福山事務局
岩本 昇 先生(34才)


 三人目は福山事務局の岩本先生。やさしさあふれる指導と的確な進路指導に対し、多くのご家庭から厚い信頼を得ている先生です。
 今回の発表では自身の使命感について触れ、「私は子供の将来を守るために働いている」という強い意思表示をされました。
 特に、これまで何度となく「学習以前に、人生につまづいている子供達と出会ってきた」という経験談を話しながら、「一度勉強から離れた子供も、その経験は無駄にはならない」という実感のこもった意見を言われていました。「一度勉強や学校から離れて気づくことも多くあり、そこから心が成長して、学習効果の増大に繋がることはむしろ喜ばしい。私はこれからも一人一人の生徒の心と向き合い、人間的な信頼関係にこだわる教師でありたい」と熱く語ってくれました。
 また、近年増えつつある中高一貫校の現状について「長期的な視野に基くカリキュラムで学習できるという、学校のシステムそのものはすばらしい。しかし、中学受験に合格した後、高校受験が無い事によって生徒が意欲的に勉強していないケースが目立つ。意欲ある子が、受験という足かせ無しに、早目にカリキュラムを消化していけるのが本来のメリットのはずなのに・・」と述べられました。中高一貫教育の学習スピードについていけず、退学になってしまった生徒を数多く指導されてきた先生ならではのコメントでした。


izumi.JPG 広島事務局
泉 哲器 先生(56才)


 最後の四人目を飾るのは、今やスーパー家庭教師のカリスマ的存在となっている、広島事務局の泉先生です。おだやかな口調ながらも鋭い視点で教育観を語る独特の「話法」で、会場に集まった関係者の注目を集めていました。
 家庭教師にとって、指導上一番大切のことは「真の学力である、応用力の養成です」と述べ、その上で「私は子供に答えや解法をすぐに教えることはしません。悩む→考える→試すの過程を通して、初めて学習効果が得られるのです。その作業に付き合うために大切な事は、何よりも生徒に対する情熱なんです」と言われました。
 熱意あふれる授業を行った「証し」の代表的な例として、各家庭で最後の授業を終えたとき、涙を流しながら、握手をして別れたことがあることを挙げられました。「心が成長する事で、夢が目標に変わり、目標が現実に変わる喜びを、家庭と共感していきたい」とやさしく話し、会場で聞いている全員の心に響く発表をされました。
 CMやチラシなどによく出ておられるので、その写真イメージから「すごく厳しそう」という声を耳にしますが、実はユーモア溢れる楽しい先生です!

スーパー家庭教師としての決意

izumi.JPG  発表の後、瀧澤学院長より一人ひとりに認定証が手渡され、十名の認定者を代表して福山事務局の上寺一義先生(五二才)が「スーパー家庭教師」としての決意を力強く表明してくれました。
 「家庭教師を続けていく上で大切な事は、この仕事を愛すること、仕事以外で出会う人や子供も愛することが基礎であると考えています。我々教師が魅力的な存在であるためには、そういった懐の深さが必要です。今後も広い視野と深い知識を常に持ちながら、スーパー家庭教師の自覚と誇りを大切にしていきたいです」と発表しました。
 上寺先生は英語のスペシャリストとして活躍中で、スーパー家庭教師としてはめずらしく「指導教科は一教科のみ」の先生です。しかし、英語に関する知識や経験が大変豊富であるため、特に難関大学入試を見据えている生徒さんには大人気の方です。専門家としてのプライドが、自覚と誇りという言葉に表れています。

福山・スーパー家庭教師 認定者一覧 計10名(敬称略)


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広島事務局 福山事務局
・泉  哲器 ・岩本 昇
・稲垣 美保 ・上寺 一義
・栗原 淳子 ・世良 哲郎
・原  規明 ・平田 一成
・原  恭子  
  呉 事務局
  ・神垣 愛