山形県の高校入試関連情報

 全国的な少子化に伴い、山形県でも毎年のように、各高校の定員数削減や統廃合が実施されています。平成24年度は、酒田商業・酒田工業・酒田北・酒田中央高校の4高校を統合して、1学年11クラスの大規模校『酒田光陵』高校が酒田市に開校することになり、今年の高校入試でも大きな話題となりました。こうした高校再編の動きは、定員数の見直しを伴いますので、当然入試倍率にも影響します。このページでは、今後の間近な話題として、平成25年度に実施される『西村山地区の県立高校再編』整備計画と『西置賜地区の県立高校再編』整備計画について触れてみたいと思います。
 『キャンパス制』という新しい制度が導入されますし、とくに同じ地域に住んでいて「受験してみようかな…」と考えている方は、定員数の変化も載せていますので、ぜひ参考にしてください。

【西村山地区】の県立高校再編について

 現在、西村山地区には寒河江高校、谷地高校、寒河江工業高校、左沢高校の4つの高校があります。少子化により、近年の西村山地区の高校への入学者数は未充足の状態が続いております。学校毎に見ると、寒河江高校普通科は、定員を上回る志願状況にはありますが、農業科は、志願状況の変動が大きく、定員を下回る年度があります。寒河江工業高校は、全体として定員を下回る志願状況が続いており、特に土木科は3年連続して定員を下回っています。谷地高校普通科、左沢高校普通科は、以前には3年連続して定員を下回っていました。そのため平成25年度よりキャンパス制を導入した再編整備を行います。
 キャンパス制とは、1学年1~3学級の高校が将来の統合を視野に、地域協力の下、近隣の高校と連携・交流することにより適正規模の高校に準じた教育環境を確保する制度を指します。平成25年度以降は出張授業や部活動で、生徒同志や教員同志の交流が深まり、各高校という枠組みを超えた活動が盛んになりそうです。
 下記は、平成25年度にキャンパス制を導入した再編整備(学科・入学定員)です。

現状
25年度
寒河江高校
普通科
200名
(5学級)
現状のまま
農業科
40名
(1学級)
募集停止
寒河江工業高校
工業科
160名
(4学級)
120名
(3学級)
左沢高校
普通科
120名
(3学級)
人数変わらず
総合学科に改変
谷地高校
普通科
120名
(3学級)
現状のまま

【西置賜地区】の県立高校再編について

 現在、西置賜地区には長井高校、長井工業高校、荒砥高校、小国高校、置賜農業高校飯豊分校の5つの高校があります。西村山地区の県立高校と同様に、少子化により近年の西置賜地区の高校への入学者数は未充足の状態が続いております。学校毎に見ると、長井高校普通科は、入学定員を上回る志願状況にあるものの、平成22年度の入学者数は入学定員を下回っております。長井工業高校工業科は、年度によって各学科の志願状況の変動が大きく、定員を下回る学科が出ております。荒砥高校普通科、小国高校普通科、置賜農業高校飯豊分校農業科については、入学定員を大きく下回る状況が続いております。
 そのため、西村山地区の県立高校と同様、キャンパス制を導入した再編整備が平成25年度より行われます。変更点としては、長井工業高校工業科160名(4学級)が120名(3学級)に削減され、荒砥高校普通科は総合学科に改変されます。また、置賜農業高校飯豊分校は、置賜農業高校本校に統合(吸収合併)されます。
 下記は、平成25年度にキャンパス制を導入した再編整備(学科・入学定員)です。

現状
25年度
長井高校
普通科
200名
(5学級)
現状のまま
長井工業高校
工業科
160名
(4学級)
120名
(3学級)
荒砥高校
普通科
80名
(2学級)
人数変わらず
総合学科に改変
置賜農業高校
飯豊分校
農業科
40名
(1学級)
置賜農業高校
本校と統合
小国高校
農業科
80名
(2学級)
交通事情等の
地域の実情に配慮し
現状のまま